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プログラミングとか英語とかの話題を中心にした至極ちゃらんぽらんな日記です。

語学学習のための時間を確保してはいけない

この記事はプログラマのための英語・外国語 Advent Calendar 2017 - Qiitaの17日目のあれです。

英語学習をする上で、大事にしていることが3つある。

  • 毎日続ける
  • サボった分をあとで取り戻そうとしない
  • スキマ時間でやる

毎日続ける

語学の勉強はスポーツの練習に例えられることが多い。「1日休むと取り戻すのに3日かかる」というのはスポーツ科学の上では迷信とされているが、語学に超回復はないため日々の学習に休みを挟むメリットはほぼないと言っていい。継続こそが唯一の語学スキル向上の方法で、毎日の積み重ねが重要だ。

とはいえもちろん必ず毎日できるわけではない。忙しかったりやる気がでなくてサボってしまうこともある。そのときに大事にしていることは、「サボった分、週末やろう」と考えないようにしていることだ。

サボった分をあとで取り戻そうとしない

「よーし週末は遅れた分を一気に勉強するぞ」となる気持ちはわかるが、これはやってはいけないと思っている。なぜなら、「週末取り戻す」ことができるなら、平日に「今やらなくても週末やればいいや」と考えてしまうからだ。人間は怠惰でいい加減で自分に甘い生き物だ。未来の自分を信用してはいけない。週末に一気にやることはない。今日サボった分は永遠に失われて二度と取り戻せないと思った方がいい。

先述したように継続こそが重要なので、土日で3.5時間 x 2日やるより1時間 x 7日間やったほうが学習の効果が高い。これは僕の経験則だが、忘却曲線の理論の観点から言って多分そこそこ正しい。何より休日だからといって3時間もきっちり確保して集中して英語の勉強するのは辛い。この点がプログラミングの勉強と違うところで、プログラミングはリズムに乗ってしまえば3時間程度ならあっという間にやってしまえるが、英語の勉強は基本的に苦行であることが多い。英会話教室など、応用的でない基礎トレーニングは特に。

スキマ時間でやる

プログラミングの勉強はそれなりの時間を確保して一度にやってしまったほうがいい、というのは多くのプログラマーが同意する意見だと思う。とぎれとぎれで作業を進めていては、そのたびにコンテキストを思い出すのに時間がかかってしまうからだ。英語の勉強はこの逆だと思っている。出来る限り時間を細切れにして、数を重ねる方がいい。通勤の時間にTOEICのリスニング問題を聴き、昼休みに単語アプリを解き、ビルド待ちの時間に英文記事を読み、お風呂をためている時間にシャドーイングをして、子どもにミルクをあげている時間にPodcastを聴く。スキマ時間を合計すれば、1〜2時間程度はすぐに超える。間違っても夕食後や寝る前の時間を当てにしてはいけない。やらない。夜は眠いし Twitter したい。

効率の観点から言ってもその方がいい。朝の通勤時間で覚えた語彙を帰りの電車内で復習すると定着しやすいと思う。とにかく継続が重要なので、効果的な勉強法を試すのも重要だが、「継続するための工夫」も重要だ。楽しみましょう。

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