ITエンジニアとデザイナーが英語を勉強するなら「ITの英語」がおすすめ
このゴールデンウィークで「ITの英語」を読んだ。機械学習やVR、デザインやマネジメントなど、おもしろいトピックが多いので、英語を勉強したいと思っているプログラマやデザイナーに強くおすすめしたい。以下のような人には特に強くおすすめする。
- IT、特にシリコンバレーやベイエリアの会社のテクノロジーに興味がある。
- だが、英語のブログやニュース記事を読むのは少しむずかしいと感じている。
- 英語力はTOEICで言うと500超えくらい。
- 英文を読みながら語彙力を強化したい。
僕も英語のブログやニュースを読むのだが、場合によっては内容を理解するのが難しいことがある。例えばdocs.ruby-lang.orgのような公式ドキュメント以外を読む場合は普通事前にその記事の概要を知ることができない。言い換えれば、「何が書かれているか」は公式ドキュメントの場合は読む前にわかっていることが多いが、ブログやニュースの記事は中身を読むまで、その記事が言いたいことがわからない。そのため、「文中の各単語はわかるが、その文全体の意味がよくわからない」ということがよく起こる。多分読解力や熟語の知識の不足が原因なんだろうと思う。
「ITの英語」には日本語訳が付いているので、そういう事態は避けられる。英文を読みながら、日本語訳で自分の解釈が正しいかどうか確認できる。さらに、この本はインタビューやプレゼンテーションで構成されているので、ネイティブのリアルで自然な英語から、彼らがよく使う単語、熟語、フレーズを学ぶことができる。音声データはダウンロード可能。
ひとまず一通り読み終えたので、 DUO 3.0 と並行して音読とリスニングを継続して単語の定着を図る予定。