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プログラミングとか英語とかの話題を中心にした至極ちゃらんぽらんな日記です。

「大学院に行く前に聞いておきたかった7つのアドバイス」を読んで感じた日米の大学院の違い

大仰なタイトルをつけてしまったが,あくまで自分の経験と大学院に行く前に聞いておきたかった7つのアドバイス | ライフハッカー[日本版]で言われていることを比較しただけである。

競争はあまりない

僕のいた環境では、同級生と成績や研究成果をを競うことはあまりなかった。むしろ大学院に入る前の方が競争は激しかった。大学院では好きな勉強や研究を好きなように好きなだけやれた。人生の中で1番競争から遠のいた時期かもしれない。

おそらく多くの日本の大学院でもそうであろうが、教授に顔を売り、同級生よりも目立つことにインセンティブはない。重要なのは専門的な知識を得ることや、研究者に必要なスキルを身に付けることであり、大学院内で将来役立つ人脈を築くことはあまり意識されない。もちろんそれらは重要なことではあるが、多くの学生が躍起になって人脈を広げようとはしていない。

学生間での競争があるかないかということが大学院の教育機関としての役割にどういう影響を与えるかは分からない。少なくとも日本の大学院では将来研究者になる可能性のある若者に研究の「進め方」を教えることを第一の目的としており、学生間で競争をさせる気はあまりないように感じた。研究者としての競争は、博士号を取得した後から始まるのかな。

自己表現・コミュニケーション能力が重要なのは同じ

研究はひとり実験室に篭っても進まない。多くの人の前で自分の研究内容や自分の考えを示し,フィードバックを得ることが重要だ。それだけでなく,できるだけ多くの(できれば異分野の)研究者・学生の研究について知ることも良い刺激になるし,自分の研究をするめるヒントになる。そのためのコミュニケーション能力はとても重要だ。幸いにも僕は異分野の研究をしている学生と研究についてのディスカッションを行うチャンスに恵まれた。そこでの経験は自分の研究に大きく影響を与えたと思う。専門が違えば持っている知識が全然違う。自分の研究を知識が大きく違う相手に伝えるのは難しく,良いプレゼンの練習になった。

課外活動への参加は積極的にしたほうが良い もちろん理系でも

大学院以上に広い経験が無料でできる機会がある場所は恐らくないと僕は思っている。勉強会であれなんであれ,大学の単位や学位の取得とは直接関係ない活動に参加するチャンスはふんだんにある。機会は積極的に使うべきだろう。

だが現役の大学院生、もしくは大学院生の経験のある方は「大学院生は忙しいんだから課外活動をやる余裕がない」と思うかもしれない。確かに大学院生は講義を履修しながら日々の研究をコンスタントに進め、学会発表の準備をして、さらに就職活動もしなければならない。僕のように修士課程を修了後に就職するつもりなら,大学院での生活は2年間しかない。2年間の中でこれらをこなすだけで精一杯で、課外活動をやる余裕はないと感じるかもしれない。

それでも忙しい大学院生こそ課外活動には積極的に参加した方が良い。先程述べたように課外活動で多くの人と関わることは自分の研究に良い刺激を与える。忙しい中で時間を作り、スケジュールを組むことは大学院生のうちに経験しておくべきことだ。それらは卒業後の仕事で役立つたけでなく研究や就職活動にも良い影響を与えるだろう。

講演やカンファレンスへ参加する,留学する,大学の英会話コースを受講する,TAの募集に積極的に手を上げるのもいいだろう。日常に変化を与える活動に積極的に参加するのは,決して悪い経験にはならないはずだ。

大学院生は貧乏だ

前述の通り,大学院生は忙しい。アルバイトする余裕はないかもしれない。本当にお金がないときは,ただのアルバイトではなくインターンやTAなどを活かすと良いかもしれない。

最後に

大学院では自分のすべき課題は与えられるかもしれないが,その進め方までは詳しく明示されない。何をすべきかは自分で考え,自分で決めなければならない。その時忘れていはならないのは,多くの場合相談を親身になって聞いてくれる人は身近にいるということだ。研究や就職活動で行き詰まったら教授の部屋のドアと叩いて相談すると良い。きっとアドバイスをくれるはずだ。同級生とのディスカッションも重要だ。

自分から手を上げて参加しよう。講演・学会・カンファレンスへの参加や留学やインターンなど,それが研究に支障をきたさない限りは教授は賛成してくれるはずだ。

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